第2770地区
2020-21年度 地区活動方針
ロータリーは機会の扉を開く
(Rotary Opens Opportunities)
2020-21年度 地区運営方針
新たな機会へのチャレンジで、クラブに活力を!
2020‐21年度第2770地区
ガバナー 中里 公造
ロータリアンの皆様へ
2020-21年度、ホルガー・クナーク国際ロータリー会長は、数字を掲げて成長を求めるようなことはしません。その理由はごく単純です。 これまで数字を掲げて成長を求めるたびに、失敗に終わってきたからです。 皆さんには、数字にこだわる代わりに、有機的かつ持続可能な形でいかにしてロータリーを成長させることができるかを考えてください。そして、いかに現会員を維持し、クラブにふさわしい新会員を募れるか?と述べられています。
2770地区では、今から11年前の7月1日の会員数は、2,562名でスタートしました。 そして今年度7月1日の会員数は2,522名でした。数字だけを見ると11年で40名の減となっています。その程度の減であれば特に問題ないんじゃないですか? というより、昨今のロータリーを取り巻く環境を考えると、頑張ってきた結果だと思いますよ、と思われる方もいるかも知れません。
しかし、この11年間、歴代ガバナーの皆さんのご指導、ならびに会員増強維持部門の取組、そして何よりも、地区内クラブの皆さんの頑張りによって、11年間を平均しますと毎年200名以上の新会員が誕生しています。 残念ながら、物故会員を含め、入会者以上の退会者が出たため、現在の結果となっているわけです。見方を変えますと、頑張って増強してきたからこそ、現在の会員数を維持できている、ともいえると思います。
クラブにふさわしいと思われる会員だけを募っていたとしたら、毎年200名以上の入会者があったでしょうか?そして、現在の会員数を維持できていたでしょうか? 私として甚だ疑問です。 次年度は、ガバナー補佐全員が会員増強維持部門の委員となっていただきます。
但し、ガバナー補佐の皆さんは、重要な役割がございますので、一委員としての活動というよりは、クラブ訪問時や会長幹事会等で、増強に関する話を必ず入れていただきたいということ、特に、退会防止、会員の維持について、会長幹事さんと連携をとっていただきたいと思っています。
ロータリークラブは、毎年地域社会のニーズに合った社会奉仕活動をするということは、「決議23-34」にもしっかりと記載されています。
継続事業ではない、新規の違った事業を毎年実施することが重要ですし、実施することにより必ずやクラブの活性化に役立つことは間違いないことです。新規の事業を実施することにより会員のモチベーションは間違いなくアップします。 そのためにもクラブの継続事業をしっかりと見直すことが重要です。継続事業を複数抱えているクラブも少なくありません。
それなりの会員数がいれば複数の事業は可能ですが、クラブによっては、新規事業が容易でないことの理由付けとして、継続事業を消化することで手一杯ということをよく耳にします。 ベテランの会員の皆さんも、経験の中で、新規事業に取り組んだ時の充実感・達成感を思い出してください。そして若い会員の皆さんにも是非その時の充実感・達成感を経験させてあげてください。
クラブの継続事業を見直し、必ず新規事業を実施してください。 そして、次の「地区・クラブチャレンジ目標」の達成を目指してください。 クラブ活性化のために。
2020-21年度 地区・クラブチャレンジ目標
1. 新規奉仕事業へのチャレンジ。(継続事業の見直し)
2. クラブのビジョン・戦略計画策定にチャレンジ (例会場に掲示)
3. 女性会員比率10%以上・若い世代の会員増強にチャレンジ。
4. 世界ポリオデー・ポリオ根絶活動への支援にチャレンジ。
5. MY ROYARYへの登録と活用にチャレンジ。
6. 全クラブが「ロータリー賞」にチャレンジ。
7. 地区チーム(ワンチーム)としての連携を強め情報を共有しクラブ活性化の支援に全力を挙げることにチャレンジ。
2020-21年度 RI関連 地区重点目標
RIテーマ、ロータリーのビジョン声明、RI会長強調事項の推進
2020‐21年度年次目標(国際ロータリー)
優先事項1の目標:より大きなインパクトをもたらす
1. ポリオを根絶し、ロータリーの役割を強調する。
2. 2025年までに恒久基金を20億2500万ドルとし年次基金とポリオプラスへの寄付を増やす。
3. 地区補助金、グローバル補助金、ポリオプラス、ロータリー平和センターの測定可能なインパクトを向上させる。
4. 人道的プロジェクトの世界的な実績を向上させるため、政府機関との機会も含め、新たなパートナーシップを築く。
優先事項2の目標:参加者の基盤を広げる
1. 新クラブと革新的なクラブ、および参加者の参加経路を立ち上げることにより、また既存のクラブにおける新会員の入会を促進することにより、参加者の増加と多様化を図る。
2. ロータリーに入会する女性会員、40歳未満の会員、ローターアクターの数を増やす。
3. 世界を変える行動人としてのロータリーとロータリアンの認知を高める。
優先事項3の目標:参加者の積極的なかかわりを促す
1. インターアクト、ローターアクト、ロータリークラブ会員、その他のロータリー参加者の積極的かかわりを促す。
2. すべての参加者、特にロータリークラブとローターアクトクラブ間の協力を増やす。
3. 人道的プロジェクトの世界的な実績を向上させるため、新たなパートナーシップを築く。
優先事項4の目標:適応力を高める
1. ロータリーのリーダーシップ構成への調整を行う。
2.ロータリープログラムの活動の焦点を定め、また絞る可能性も視野に入れる
2020‐21年度地区目標
1. 新規奉仕事業へのチャレンジ。(継続事業の見直し)
2. クラブのビジョン・戦略計画策定にチャレンジ(例会場に掲示)
3. 女性会員比率10%以上・若い世代の会員増強にチャレンジ。
4. 世界ポリオデー・ポリオ根絶活動への支援にチャレンジ。
5. MY ROYARYへの登録と活用にチャレンジ。
6. 全クラブが「ロータリー賞」にチャレンジ。
7. 地区チーム(ワンチーム)としての連携を強め情報を共有しクラブ活性化の支援に全力を挙げることにチャレンジ。
2020‐21年度地区数値目標
1. 会員数 | 2,700名 | |
2. 出席率 | 90%以上 | |
3. ロータリー財団寄付 | 年次寄付 | 会員1名 200ドル |
ポリオ・プラス基金 | 会員1名 50ドル | |
恒久基金 | クラブ1名(ベネファクター1,000ドル) | |
大口寄付 | 地区内1名 10,000ドル以上を一括寄付 | |
4. 米山記念奨学会寄付 |
会員1名 25,000円 (普通寄付5,000円、特別寄付20,000円) |
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5. 青少年交換学生 | 16名 |
ガバナー補佐
クラブと地区を結びつける大切な存在となるのが、ガバナー補佐です。
ガバナー補佐とクラブリーダーが効果的に協力すれしば、ロータリーがさらに強くなります。
ガバナー補佐の役割
1. 担当クラブを定期的に訪問する。次年度は概ね2ヶ月に一度訪問する。
2. 次年度は、会員増強維持部門の一委員として、特に退会防止・会員の維持に特化した活動として、例会訪問や会長幹事会等でアドバイスをする。
3. 会員の声(懸念やニーズなど)を聞き、情報やアドバイス、参考資料を紹介して、活力あるクラブへと導く。
4. クラブの現状をガバナーに報告する。
5. ガバナー公式訪問に向けたクラブの準備を支援する。
6. クラブ目標の達成状況を随時確認する。クラブ訪問後、「ロータリークラブ・セントラル」に、クラブの評価やコメントを記録する。
7. 会員増強、奉仕活動、財団への寄付などの分野で、クラブが目標に向けて順調に活動しているかどうかを、定期的にロータリークラブ・セントラルを確認する。
ガバナー補佐の責務
ガバナー補佐は、ガバナー及び担当クラブに対して以下の責務を担います。
1. 地区目標の設定を援助する。
2. 地区の行事と活動に参加する。
3. 地区チーム研修セミナー、並びに、会長エレクト研修セミナー、および地区研修・協議会に出席する。
4. 将来にリーダーとなれる人材を探し育成する。
5. 担当クラブの例会、各種会合、その他行事に出席する。
6. クラブ活性化のための具体的な支援策を、ガバナーや地区委員会に提案する。
7. 地区大会やその他地区の会合への登録並びに出席を、クラブ、そして会員へ強く促す。
8. クラブの現状について、次期ガバナー補佐に情報を提供する。
部門委員長のおよびロータリーの友地区代表委員へのお願い
1. 部門委員長およびロータリーの友地区代表委員は、クラブの活性化支援のために何ができるかを念頭に活動してください。
2. クラブが取り組む「〇〇の機会の扉を開く」活動に積極的なアドバイスをお願いします。
3. クラブの活性化支援のため、ガバナー補佐並びに部門同士の連携(合同会議の開催を含む)を密にし、情報の共有化に努めてください。
地区事務所
国際ロータリー第2770地区事務所
〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂1-2-1-116 エイペックスタワー東館1階
JR浦和駅西口徒歩3分
駐車場:地下に136台あります(有料)
TEL:048-827-0022 / FAX:048-827-0011